6月議会では、誰もが住みやすい街の実現に向けて、「静岡市多文化共生のまち推進条例」が全会一致で可決されました。現在静岡市には、中国・韓国・インドネシア・ネパール・ベトナム等異なる文化を有する人々が、約一万人を超える皆さんが生活を共にしています。当然日本の文化・生活習慣等理解できていない方も多くいる事と思います。
地域で生活していく為には、先ずは言葉の壁を克服することから始まり、ごみの取り扱いなど生活ルールを習得する事や地域における交流も求められてきます。又、地域に住む市民では、他国の人々を如何に偏見なく対応することが出来るかが求められます。
条例では、市は生活環境の整備、教育の充実、地域における交流、人材育成を柱に必要な施策を展開していくとしました。
-所感-
私は、年に一度静岡市の大学に通う「留学生」の意見を伺う機会を持っている。国籍は中国・インドネシア・ベトナム・台湾・マレーシア等。人によってはイスラム教・儒教・ヒンズー教等文化も様々。多くの意見では、静岡の人は「とても優しい。でも簡単にはなじみにくい。」「生活費も大変ですが、言葉の理解が出来ずに閉じこもりがち」。また「地域のイベントにも参加したい」等の声も聞こえる反面、どう地域の人と付き合って良いか分からないとのこと。どちらも「自分から声をかけてみることの必要性」を感じます。これから進められる「地域の交流の場(共生イベント)」へのご参加お願い致します。