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桜ヶ丘病院の移転をめぐる土地交換契約が強行採決

桜ヶ丘病院の移転をめぐる土地交換契約が強行採決、市長提出議案。

市長「市民への説明行わない」。桜ヶ丘病院は津波被災のおそれがある清水駅東口に移転へ

 桜ヶ丘病院(JCHO)が所有する大内新田の土地2.96haとし増加氏が所有する清水駅東口公園の土地4900㎡の交換契約が市議会で可決をされました。

 私たち創生静岡は一貫して津波浸水域への移転に反対し、桜が丘公園または大内新田への病院建設を訴えてきました。

 今回の土地契約議案をめぐっては、

①静岡市として、利用目的が明確でない土地の取得
②当初の移転候補地であった大内新田の土地の利便性の高さについて、市当局からの回答はありませんでした。

 大内新田は過去に豪雨で浸水があったため、移転候補地から外れたという経緯がありますが、洪水浸水被害は懸念する一方で、津波浸水は克服できるとする静岡市の考えは到底受け入れられるものではありません。

 大内新田は患者が集まりにくい立地であるという懸念もありますが、静清バイパスや北街道からのアクセスが良好で、多くの患者を受け入れ混雑の激しい県立総合病院はバイパスで10分ほどの場所にあります。救急運搬の利点も無視できません。

 また静岡市が理由も不明確のままに取得した大内新田の2.96haの土地の利用は、今後の課題になります。

創生静岡 修正議案を提出するも否決される

 桜ヶ丘病院(JCHO)が所有していた大内新田の土地3万㎡(6億2千万円)と、静岡市の所有する清水駅東口の土地4900㎡(4億3千万円)を交換、差額の1億9千万円余を静岡市が受け取り、都市整備基金として積み立てる。

 創生静岡が修正議案を提出するも、反対多数で否決された。

 本会議では「30年以内に70%以上の確率で南海トラフ巨大地震が迫る中、津波浸水区域に病院を誘致するのか」と討論している際に、「被害妄想」とのヤジ、防災意識の低さを露呈する結果となった。

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