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桜ヶ丘病院2021年11月議会での対応及び所見

 今議会では、桜ヶ丘病院を津波浸水域にある清水駅東口に移転する土地交換を許可する議案が提出されました。
 
 創生静岡では、桜ヶ丘病院長との面談・病院による住民説明会・静岡県の静岡市の対応についての意見交換。県立総合病院長との面談に加え、移転後の災害対応・救護病院として医療体制が組めるのか検証。本会議をはじめとして、総務委員会・校正委員会・都市建設委員会での「静岡市がJCHO所有の大内新田土地購入の課題」も含め徹底的な議論を展開致しました。

 後世に禍根を残してはいけない。桜が丘公園をはじめなぜ他の候補地を選択しないのか。その背景には、現清水庁舎の建て替え問題が影響しています。

 当初の計画は清水庁舎を清水駅東口に移転し、周辺には駐車場を備えた商業施設を誘致し、清水駅周辺の賑わいを形成していく所にりました。そして現清水庁舎跡地への桜ヶ丘病院誘致。(どちらも津波浸水域であるため創生静岡では、議論を求めていた。)静岡市は否定していますが、安易な玉突きの計画が策定されていました。

 一方では創生静岡が主張した「桜が丘公園への移転」については、当初桜ヶ丘病院にもその意向があった事がうかがえました。病院長の「条件は悪くない」との言葉に、その可能性を模索した経緯があったと推察されました。

 創生静岡では、今回の静岡市から提出された移転計画案に対しては、修正の議案を提出してその意思を示しました。

 残念ながら、修正案は賛成少数で否決され、原案が可決される結果となり、清水駅東口へ、令和5年開院を目指して建設されることになりました。

 肩を落とす結果となりましたが、創生静岡には今後の災害時対策を含めた、清水区及び静岡市全体の医療体制の整備に向けてさらに厳しい視線で、病院と市政の動向をチェックしていかなければなりません。8名の軍団ですが、更に私たちの使命が大きくなったことを確認して、市民の負託を受けた議会活動を進めていく事を確認致しました。

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