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西ヶ谷「溶融スラグ」 肥料に

西ヶ谷「溶融スラグ」 肥料に 
~農林水産省肥料認定へ~

 H22 年新西ヶ谷清掃工場が竣工以来、施行者である新日鉄住金エンジニアリングとは産学官連携事業推進のため、様々な情報交換を行ってきました。特に、家庭ごみ処理過程で生成される「溶融スラグ」は建築資材として再利用されていましたが、新たな活用として農業転用の研究を進めてきました。研究は、鹿児島県鹿屋体育大学芝生養生や稲作から始まり、環境悪化により珊瑚・魚礁が荒廃した奄美大島における魚礁再生事業へ。6 年前、この鹿児島・奄美大島を視察したのがスタートでした。
 半信半疑で伺った農家の皆様や奄美大島・龍郷町の漁業組合の皆様の取り組みに、静岡の溶融スラグに懸ける強い思いを知らされました。
 以後、静岡市環境局・西ヶ谷清掃工場職員との度重なる意見交換を実施。他会派の議員の皆様への理解も求めながら、事業推進に取り組んできました。そしてこの度、静岡大学農学部・新日鉄・静岡市は、溶融スラグ肥料の稲作実験により、米の収穫量が増加するとの結果を得て、農林水産省から農業用肥料の仮登録証が交付されました。
 6年がかりの取組みでありましたが、全国初の「ゴミ」資源が肥料認定された事は、今後の環境「ゴミ対策」に一石を投じる結果となり、大変意義深い事と感じています。

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